2017年6月11日日曜日

太宰府市民遺産第6号・時の記念日

平成29年6月10日(土)、大宰府政庁跡にて、太宰府市民遺産第6号に認定されておられます「太宰府における時の記念日の行事」が開催されました。
6月10日とは、「日本書紀」に天智10年(671年)旧暦4月25日(新暦6月10日)に「漏刻を新しき台に置く。はじめて候時を打つ。鐘鼓を動かす。はじめて漏刻を用いる」とあり、時の帝、天智天皇が
近江大津宮で初めて漏刻を造られたことを記念して定められたものです。
ここ太宰府では、6月10日6時10分。大宰府政庁跡に集合し、合唱や舞が披露されます。例年、育成団体の辰山会(ときやまかい)の皆様が、この地に根付く「時の記念日」の行事を守り続けておられます。
当日、政庁跡には、水城小学校の生徒さんや同じ太宰府市民遺産の育成団体の皆様が集っていました。
素晴らしき郷土の文化を、守り育んでおられる辰山会様、今年の時の記念日お疲れ様でした。
来年も参ります!!

日時:平成29年6月10日(土) 朝6:10集合
場所:大宰府政庁跡



 



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